水道橋で働く新規事業ディレクターの営業日誌

ディレクターと言いながらも営業を中心に基本的に何でも屋。その他子育て、または野球。新規事業/AI・人工知能/感情分析/UI・UX/リサーチ/セールス/スケール/マネジメント

転職活動振返り(5)面接

いよいよ面接がスタート。「量が質を凌駕する」の戦略を掲げ、書類通過した会社は全社面接へ行きました。

ただ、課題も多く、というよりも面接の度に課題が出てくるようになりました。いま振り返れば当然かと思いますが、1社たりとも完璧にできた面接などありませんでした。それが相場なのか、実力なのかはわかりません。
 
課題の内容は、面接が進むにつれ変わっていったと思います。
◼︎面接初期
・課題→「うまく話せない、伝わっていない」。面接官の表情や対応等を見ればわかります。
・要因→話すべき、伝えるべき内容がまとまっておらず、その場しのぎの対応が多かった。
・解決策→職務経歴書からこれまで、現在の経験を、何度も確認、面接後の振返りを行う(別の機会で書きます)
 
◼︎面接中期〜後期
・課題→「自信が無さげ」。これは紹介会社さんから選考企業のフィードバックを頂き発覚しました。
・要因→面接を受ける企業の情報収集不足とその会社で「何をしたいか、何ができるか」を伝えきれていない。営業としての基本的な準備が不足。書類選考に通って油断してた可能性大でした。これは猛省しました。
・解決策→面接を受ける企業の求人票、他に出ている求人情報、ホームページ、サービス内容を徹底的に見直し、その会社のトップ営業マンになったつもりで、ターゲット顧客、提案方法をプレゼンのつもりで伝えました。売ったことが無いため、外れてることもあったかと思いますが、営業プロセスや体制等の不明点は必ず質問し、「結果出しまっせ」を強くアピールしました。
 
上記の課題を経て感じたのは、37歳という年齢の営業をどうアピールするかが重要だというそとです。当たり前ですが、将来的に活躍を期待する新卒採用や第二新卒採用ではなく、社会人15年目を迎える37歳のおっさんを、いかに評価してもらうか。業績、マネジメント両軸で期待されていなければ、選考を通過させないでしょう。
 
採用する側から見ると当たり前ですが、選考を受ける側になると、そこが見えず、気づくまで時間がかかってしまいました。とは言え、いま伸び盛りのスタートアップやベンチャー企業、ある程度歴史のある企業の営業幹部、経営幹部の方々と面接とは言えお会いできたことは自分にとってかなり大きな財産となったと思います。伸びている会社、伸びようとしている会社の営業幹部、経営幹部がどう考えているのか、どう戦略を立てているのか、通常の営業活動ではなかなか聞くことのできないお話ばかりでした。
 
今後も縁あって面接でお会いできた企業の進捗は、少しでも気にしていこうかと思います。