水道橋で働く新規事業ディレクターの営業日誌

ディレクターと言いながらも営業を中心に基本的に何でも屋。その他子育て、または野球。新規事業/AI・人工知能/感情分析/UI・UX/リサーチ/セールス/スケール/マネジメント

転職活動振返り(番外編)必ずした質問

転職活動の振返りシリーズ、番外編の2回目はこちらから面接していただいた企業に質問した内容についでです。面接の場合、最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれることがほとんどで、こに部分は実はかなり大切な選考ポイントになるのではないかと自分は推測しています。

実際、前職、現職ともに中途採用面接を採用担当として行った経験から、こちらからの質問に対しては、面接慣れされている方は本質(本当にそう思って言っているのか)を見抜くのが難しかった経験があります。「何で?」や「で?」を繰り返し、本質に近づくことも可能でしたが、そこも含めて準備されている方を見抜くのは自分のスキルでは難しかったです。

 

そこで、面接最後の逆質問の時間で何をどう聞いてくるか、を重視していました。志望順位が低い場合は、当たりさわりない質問やまったく質問がない方が多く、逆に志望順位が高い場合は企業研究もしっかり行ったうえで質問されることが多かったです。

 

自分の場合、面接に進んだ会社はどこも志望度が高かったため、企業研究をしっかり行った上で、質問を考えていきました。面接を担当される方は、営業幹部や経営幹部だったため、こちらが準備してきた質問にもかなり詳しく、そして熱く答えてくれる方がほとんどでした。その中で転職活動の中期あたりから必ずする質問を決めました。

 

それは、「現在担当がついていない、担当がアプローチしきれていない顧客を全て引き継がせてほしい」というもの。その企業の対象顧客で過去問い合わせがあって失注した顧客、取引があったが今はない顧客をアプローチしたいと意思を伝えました。

その背景は、失注理由を直接顧客から聞き出せば、自社の営業課題や、逆にどうすれば受注となっていたかいろいろ仮説を立てられ、自分で営業戦略や戦術、ターゲット顧客を想定する際に役立つと思うからです。

 

面接を担当された方々の反応は上々で、自分なりに手ごたえにつながりました。営業職での転職を志望されている方で、志望度の高い企業の面接を受ける際には、逆質問で同様の質問をしてみるのも良いかもしれません。