水道橋で働く新規事業ディレクターの営業日誌

ディレクターと言いながらも営業を中心に基本的に何でも屋。その他子育て、または野球。新規事業/AI・人工知能/感情分析/UI・UX/リサーチ/セールス/スケール/マネジメント

自社の方向性への共感

営業、営業管理職として重要なことはたくさんあると思います。目標達成することや、自身の営業スキルを磨くこと、顧客の声を集めることなどなど。

 

 そのための前提条件として、自社(所属組織)のビジョンや戦略、目標に対しどれだけ共感できるか、が挙げられるのではと昨今特に感じます。

 
前職では、企業理念や戦略、目標を恐ろしいほど意識する環境でした。方向性が明確で、そのために1年後、半年後、3ヶ月後、1ヶ月後、1週間後、明日どうなっていたいか、その上で今日何をするか、が明確でした。
 
翻って現職は正反対の環境。トップ自ら目標や戦略、ビジョンを語ることがなく(持っていない可能性大)、売上管理、商品開発、売り方開発はもちろん、どの顧客(新規、既存)へアプローチするかも全て現場判断でした。
 
一見、現場への権限委譲が行われており、営業としてとてもいい環境かと思われますが、そうは長く続きませんでした。。。
 
特に、営業職と呼べる人間が自分一人だったからかも知れませんが、目標設定から日々のPDCA管理、営業プロセスのKPI設定まで何から何まで個人での管理でした。
 
個人的には、この状態で営業し続けるのは3年が限界かなと思います。
評価制度や振り返りもなく、自分のやっていることが正しいのか間違いなのかもわからなくなってきて、結局退職することとなりました。
だいぶ端折って書きましたが、社長や役員さんとかなり方向性に食い違いがあったことは事実です。
 
甘い考えかも知れませんが、やはり経営トップ、経営陣は、うちの会社がどこへ向かってくかという方向性やビジョンを明確にして、共有していくことが重要だと思います。
 
向かっていく方向性に対し、現状とのギャップを見定め、課題を洗い出し、どうやって解決していくかは現場の仕事だと思いますが、やはり自社がどこへ向かっていくか、どこを目指すかは明確にしておくべきだと感じます。