中小企業診断士受験のメリット(2)
中小企業診断士受験のメリット(2)
●メリット2:知識を体系立てて整理できた
です。
受験勉強を始めたのは2012年5月。その年の1次試験は経済学、企業経営理論の2科目合格。2013年の1次試験で残り5科目をクリアし、2次試験へ。
■思い通りに行かなかった2次試験
2013年の2次試験はBCBCのBで不合格。
2014年の2次試験はBDBDのBで不合格。。。
2014年は2次試験のみに集中して、1次試験は受験せずでした。
まあ、思い通りに行かないものだなというのが感想です。1年間勉強して、前年よりも評価を下回ったわけで、「向いていない」のかなとも思ったのと同時に、どうも自分の考えに偏ってしまう「頑固なところもある」ことに気付かされました。
■幅広い対応を求められる中小企業診断士試験
1次試験は
・経済
・財務
・企業経営理論
・運営管理
・情報
・法務
・中小企業政策
の7科目で、40点未満がなく、6割(420)点で合格。
2次試験は
・事例Ⅰ(組織・人事)
・事例Ⅱ(マーケティング)
・事例Ⅲ(生産)
・事例Ⅳ(財務)
の4科目で、こちらも40点未満がなく、6割(240点)で合格。
2次試験は相対評価で、結果は協会からのA~D判定なので、詳細な点数は不明です(知る方法もあるらしいですが・・・)。
科目の多さと、各科目の幅の広さは、最初は面食らいました。これまでの経験として、採用支援の会社で10年、マーケティング支援の会社で3年の経験があったため、ある程度得意な分野(科目全体ではなかったです)がありましたが、ほとんどが初めて知る内容。
特に、財務に関しては、個人的に知っておくべきとずっと思っていながらも、全く手を付けていなかった領域でした。受験校の講師のおかげもあり、ある程度は理解できたと思います。(2次試験の結果には反映されませんでしたが。。。)
その他、法務・中小企業政策など、中小・零細企業向けの内容も非常に当時の立ち場を創る上で、非常に役立っています。
また、今後はシステムの提案等も行う機会があるので、情報も最低限の知識を得るためには、勉強して良かったです。総じて、勉強は領域も広く、かなり大変だった記憶がありますが、振返ってみれば、新たな知識を得ることができたり、これまでの知識・経験を体系立てて整理できたりと、メリットが大きかったような気がします。
次回は、最終回
●メリット3:時間の使い方、物事の考え方をブラッシュアップできた
について書いてみようと思います。