水道橋で働く新規事業ディレクターの営業日誌

ディレクターと言いながらも営業を中心に基本的に何でも屋。その他子育て、または野球。新規事業/AI・人工知能/感情分析/UI・UX/リサーチ/セールス/スケール/マネジメント

転職活動振返り(6)決定理由

最終的に選考に残ったのは、自己応募で応募した1社と紹介会社経由で応募した3社の合計4社でした。ここまで来たら、正直どこでもよいかなという気持ちもありましたが、業界も違えば同じ営業でも営業先や営業方法、体制も全く異なる4社でした。

 

最終的に決めた一番の理由は、「一番大変そうだから」。どこに行っても新しい業界、会社、サービスになるので大変なのはわかっていましたが、その中でも最も大変そうな会社を選びました。大変の基準はいろいろありますが、「求められる仕事の幅」を基準と置きました。入社を決めた会社でいえば、営業として個人業績を追い求めるのは当然で、営業経験が浅いメンバーの育成も早期に求められます。また、会社の営業力の底上げのために、いま利用しているSFAツールの改良や営業プロセスの可視化・改善、インバウンド営業を強化するためのマーケティング部門、マーケティングツールを利用している会社との調整・折衝もありそうです。

 

これまでの営業、営業管理職としての経験をフルに活かし、不足している部分は補いながら営業部全体の底上げにつなげようと思います。まずは個人業績を求められると思うので、サービス内容の把握と営業フローを覚えることから地道に準備していこうと思います。

 

今回の転職活動を通して、新しい会社へ入社すること以外に得たことが2点あります。

(1)伸びている会社の幹部のお話が聞けた

前回も書きましたが、ベンチャー企業、スタートアップ企業問わず、経営幹部や営業幹部の方々との面接とは言えお会いでき、お話できたことは大変大きな財産となりました。伸びている会社の経営幹部、営業幹部がどのように戦略を立てているか、具体的には、経営政略、営業戦略、商品戦略、人事戦略。全て聞くことはできませんでしたが、どのお話も聞いていてワクワクしました。特に、どの市場を見極めているか、どのように商品・サービスを開発・改良し、市場へ投入(営業活動)していくかを聞けたことが非常に参考になりました。

 

(2)PDCAを高速サイクルでまわす

通常の営業活動以外で戦略・戦術を立て、PDCAサイクルを高速で回す活動は、数年前にチャレンジした中小企業診断士の勉強以来だったと思います。目標を立てて、実戦し、振り返り、目標を立て直す、継続させる。これを1日単位で行ったため、メチャクチャ疲れました(主に頭の疲労)。ただ、PDCAサイクルを高速でまわすことにより、出てくる課題・問題に対し、即アクションがとれたため、日々の行動への落とし込みはスムーズだったような気がします。

 

今回の転職活動は前回よりもかなり覚悟が必要でしたし、(前回も必要でしたが・・・)、短期間での活動でしたので、非常に負荷がかかりました。自分の考えで通用する点、もう少し改善が必要な点を改めて整理できました。今回得た経験をこれからの社会人生活で思いっきり活用していこうと思います。